Association for Cultural Typhoon Association for Cultural Typhoon

インフォメーション

 

カルチュラル・タイフーン2017@早稲田大学

 発表募集について

 

【発表募集】

カルチュラル・タイフーン2017@早稲田大学では、国内外のみなさまの発表を広く募集しております。応募に関しては、第一次募集(2016年12月20日締め切り)と第二次募集(2017年1月31日締め切り)とがあります。それぞれ、「個人発表」および「グループ発表」の募集を行います。

※今大会より学術研究発表につきましては学会員資格が必要となります。2016年度会費納入状況をご確認ください。また学会員でない方の発表につきましては、発表登録料が参加費とは別に必要となります。下記の【発表資格について】をご確認ください。

 

【応募方法】

応募フォーム(個人発表用/グループ発表用)をダウンロードし、必要事項を記入の上、

apply.cultural.typhoon@gmail.comまで送付ください。

 

【目的】

変わりゆく現代社会にカルチュラル・スタディーズはどのように対応していけるのでしょうか。グローバリゼーションや新自由主義がますます世界を席巻する一方、イギリスのEU離脱に見られるように、それに対する反動は世界の再分断化を導いているようにもみえます。情報の交換・移動のあり方は急激に発展・複雑化し、人々のつながりから株式投資まで世界が光速で結びつき、影響を与え合う社会が生み出されています。そうしたなか、文化、そして文化という概念はどのように変容しているのでしょうか。そうした社会を構成する権力をどのように分析することができるのでしょうか。またこのような変容に対して、カルチュラル・スタディーズはどのように自らをアップデートしていけるのでしょうか。カルチュラル・タイフーン2017は、そうした急激な社会変化に即応するカルチュラル・スタディーズを構想する大会にしていきたいと思います。

 

【発表時間(予定ですので変更の可能性があります)】

個人発表:発表25分+質疑応答5分

グループ発表:90分(質疑応答時間含む)

 

【発表資格について】

カルチュラル・スタディーズ学会2016年度総会の決定により、2017年度以降のカルチュラル・タイフーンで学術研究発表を行うためには学会員資格を有することが必要となりました。会員でない方の発表については、大会参加費とは別に、事前に発表登録料の支払いが必要となります。発表登録料は有職者(常勤)5,000円、学生・非常勤職員等3,000円となります。発表登録料の支払いにつきましては、発表受諾の連絡を差し上げる際に支払い方法をお知らせします。また発表登録料を支払われた方で2017年度に新規会員となられる方につきましては、会費納入額の一部として発表登録料分を充当いたします。ご周辺のみなさまへの参加の積極的なお声がけを、なにとぞよろしくお願いいたします。

※研究発表以外の活動(プロジェクト・ワークス=ブースやワークショップ等)には、従来通りどなたでも参加申し込み可能です。プロジェクト・ワークスの募集は2017年2月を予定しています。

 

【会員申し込み】

入会申し込みについては下記をご覧ください。

https://cultural-typhoon.sakura.ne.jp/wp/join/

 

【発表に関するお問い合わせ】

研究発表に関するお問い合わせは、info.ct2017@gmail.comまでお願いいたします。

 


 

カルチュラル・タイフーン2017 開催のお知らせ

 

カルチュラル・スタディーズ学会会員の皆様へ、

カルチュラル・タイフーン2107の開催について、下記のように決定いたしましたのでお知らせいたします。

 

会場:早稲田大学

日程:2017年6月24日(土)、25日(日)

お問合せ先:association.ct.secretary@gmail.com (学会事務局)

 

2016年は東京藝術大学での開催でしたので、二年連続での東京開催となります。ご存知のようにこれまでカルチュラル・タイフーンは、特定の場所を中心として特権化せず、まさしく台風のように移動しながら到着した先々で波風を立てることを実践してきました。そのことを十分認識したうえで、今回あえて早稲田大学という会場に設定したのには次のような理由があります。

カルチュラル・タイフーンは毎年国内外から多くの参加者が訪れ、学者だけでなくアクティヴィストや一般市民の方々との交流の場として盛り上がってきました。しかしその一方で、4年前に立ち上げられた学会組織としてのカルチュラル・タイフーンが十分に機能しているとは言い難い状況が続いています。学会としては早急に会員数の増加を促すと同時に財政の健全化を図る必要があります。ここに今一度、カルチュラル・スタディーズ学会が社会的意義・目的を共有する一つのコミュニティであり、会員一人ひとりの皆さんの積極的な関わりこそがこのコミュニティを維持させる力であることを確認したいと思います。

2016年度の総会ではこうした学会の状況からやむなく会費の値上げという決断に至り、またカルチュラル・タイフーンでの研究発表も基本的には会員に限定するという決定がなされました。そうした意味で、2017年度大会は学会組織の充実化を図るための取り組みがなされる大会となります。したがって、少なくとも今大会については、これまでのように開催地(校)の自主性・独自性に一任するのではなく、学会運営チームと密に連携が取れる開催地の選定が必要となりました。

以上のような事情から、幹事会の話し合いのなかで、学会運営チームと開催校が密に連携を図ることを重視して早稲田大学を第一候補といたしました。

ご存知のように、早稲田大学は2003年第1回大会の開催地でもあります。カルチュラル・タイフーンの一巡目が終わり、また早稲田の地から二巡目が始まるということです。皆さんとともに、カルチュラル・タイフーンをここから新たに再スタートしていければ素晴らしいと思います。

                        第3期(2016-17年度)幹事会より

 


 

おしらせ

 

本年度『年報カルチュラル・スタディーズ』編集委員会の会議により、次号(第5号)の論文投稿の締め切りを2016年11月30日まで延長することが決まりました。みなさんの投稿をお待ちしております。

 


 

『年報カルチュラル・スタディーズ』第5号 原稿募集開始!

 

カルチュラル・スタディーズ学会機関誌『年報カルチュラル・スタディーズ』では、第5号(2017年6月末発行予定)の投稿を受けつけてます。とくにカルチュラル・タイフーン2016東京藝術大学での報告原稿は、ぜひ改稿・加筆のうえ投稿していただけるよう期待しています。もちろん、それ以外の論考も大歓迎です。

ただし、投稿者としての資格要件には、カルチュラル・スタディーズ学会の会員であることが含まれています。未入会の方は、この機会にぜひ会員になってくださいますようお願いいたします。そのうえで、ウェブ上の投稿規定、執筆規定をよく読んで、あなたの意欲的な発表の舞台として本誌を活用してください。

第5号の投稿締切りは、2016年10月31日(月)です。

原稿は必ずwebを通じて、編集委員会(contribution_act@cultural-typhoon.sakura.ne.jp)宛に送ってください。たくさんの投稿をお待ちしています。

 

          『年報カルチュラル・スタディーズ』編集委員会

 


 

『年報カルチュラル・スタディーズ Vol.4』 刊行のお知らせ

 

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[著者]        カルチュラル・スタディーズ学会

[発行所]    株式会社 航思社

[装丁]        前田晃伸、神戸太郎

[印刷・製本]  シナノ書籍印刷株式会社

[定価]        本体3,000円+税

[コード]    ISBN978-4-906738-19-9

 

 

特集 <資本>

資本制社会に生きる私たちが無意識に前提としている「資本」。
D・ハーヴェイが『資本の〈謎〉』で分析したのはリーマンショック後の世界金融恐慌でしかなかった。しかし今、格差――下層/上流、若年/老年、男/女など――が拡大の一途をたどり、労働者が「奴隷化」を強いられるなかで問われねばならないのは、「資本」それ自体がいったい何なのか、である。この問いの先にこそ、反資本主義の展望が開けるだろう。

なぜ私たちは自分の時間と労働を切り売りしているのか。なぜ家事は女性の仕事とされるようになり、不可視化され、賃金が払われないのか。――こうした根源的な問いをめぐり、反資本主義としての労働運動、「資本」主義への移行期にかんする歴史的分析、女性の無償労働と魔女狩りの関係性、資本をめぐる表象分析など、文化研究ならではの多面的な考察を展開する。

 

 


年会費等振込先銀行口座変更のお知らせ

 

このたび、当学会の銀行口座を変更させていただきました。今後、年会費等は下記口座へお振り込みをお願いいたします。お手数をおかけいたしますが、宜しくお願い申し上げます

[ゆうちょ銀行からの振込]
記号: 14310
番号: 93921121

[他行からの振込]
支店名: 四三八(ヨンサンハチ)
口座番号: 普通 9392112
口座名: カルチュラル・スタディーズガッカイ

なお、口座移行に伴う混乱を避けるため、しばらくのあいだ年会費の請求を停止しておりました。2015年度以前の会費未払いの方々には、順次、ご請求申し上げますので、重ねてよろしくお願いいたします。

 

2016年5月吉日 カルチュラル・スタディーズ学会事務局