Association for Cultural Typhoon Association for Cultural Typhoon

カルチュラル・タイフーン2017



カルチュラル・タイフーン2107の開催について、下記のように決定いたしましたのでお知らせいたします。
 

会場:早稲田大学

日程:2017年6月24日(土)、25日(日)

お問い合せ先:association.ct.secretary@gmail.com (学会事務局)

 

2016年は東京藝術大学での開催でしたので、二年連続での東京開催となります。ご存知のようにこれまでカルチュラル・タイフーンは、特定の場所を中心として特権化せず、まさしく台風のように移動しながら到着した先々で波風を立てることを実践してきました。そのことを十分認識したうえで、今回あえて早稲田大学という会場に設定したのには次のような理由があります。

カルチュラル・タイフーンは毎年国内外から多くの参加者が訪れ、学者だけでなくアクティヴィストや一般市民の方々との交流の場として盛り上がってきました。しかしその一方で、4年前に立ち上げられた学会組織としてのカルチュラル・タイフーンが十分に機能しているとは言い難い状況が続いています。学会としては早急に会員数の増加を促すと同時に財政の健全化を図る必要があります。ここに今一度、カルチュラル・スタディーズ学会が社会的意義・目的を共有する一つのコミュニティであり、会員一人ひとりの皆さんの積極的な関わりこそがこのコミュニティを維持させる力であることを確認したいと思います。

2016年度の総会ではこうした学会の状況からやむなく会費の値上げという決断に至り、またカルチュラル・タイフーンでの研究発表も基本的には会員に限定するという決定がなされました。そうした意味で、2017年度大会は学会組織の充実化を図るための取り組みがなされる大会となります。したがって、少なくとも今大会については、これまでのように開催地(校)の自主性・独自性に一任するのではなく、学会運営チームと密に連携が取れる開催地の選定が必要となりました。

以上のような事情から、幹事会の話し合いのなかで、学会運営チームと開催校が密に連携を図ることを重視して早稲田大学を第一候補といたしました。

ご存知のように、早稲田大学は2003年第1回大会の開催地でもあります。カルチュラル・タイフーンの一巡目が終わり、また早稲田の地から二巡目が始まるということです。皆さんとともに、カルチュラル・タイフーンをここから新たに再スタートしていければ素晴らしいと思います。

第3期(2016-17年度)幹事会より