7月14日(日) 16:30 – 18:30

テーマ:韓国ポップ

日時
7月14日(日) 16:30 – 18:30
会場
103
使用言語
English

司会

MOURI Yoshitaka (Tokyo University of the Arts)

パネリスト

Appropriation of Asian Others in Contemporary South Korean Action Cinema

Juyeon Bae (PhD in Culture, Film and Media Studies at the University of Nottingham, UK)

Being Global, Being Me: an analysis on youth travel discourses in Korea from the late 1980s

Jiyoon KIM (PhD Student, University of Tokyo)

Design Bookstores and the Discourse of Design City

Susan Taylor (PhD Student, ITASIA, The Graduate School of Interdisciplinary Information Studies, The University of Tokyo)

テーマ:都市の社会運動

日時
7月14日(日) 16:30 – 18:30
会場
105
使用言語
English

司会

TOMIYAMA Ichiro (Doshisha University)

パネリスト

スタジオ・クーカの”芸術=労働”: 「もう一つの世界」をつくる一つの実践

後藤 吉彦(専修大学人間科学部社会学科)

What does Occupy Central Mean?

Shih-Diing Liu (University of Macau)

Rebooting Democracy: The Role of the Media in the Failure of the Occupy Movement

セントルイス クリストファー ジョセッフ (University of Tokyo, Graduate School of Interdisciplinary Information Studies / Master’s degree student, ITASIA program)

奄美の復帰60年–なにが検証されてきたのかを問う

日時
7月14日(日) 16:30 – 18:30
会場
204
使用言語
日本語

オーガナイザー

大橋愛由等(図書出版まろうど社)

パネリスト

前利 潔(知名町中央公民館、奄美・沖永良部島)
喜山 荘一(フリーランス)
中西 雄二(関西学院大学大学院文学研究科・研究科研究員)



今年は、奄美が日本国に復帰してちょうど60年を迎える。奄美は、1946年から1953年まで、「異民族支配」の米軍政下にあった。復帰は、民族自決を全面に出し「島民一丸となった無血運動」によって成就したと奄美内部では深く信じられている。しかし、こうした自己充足的な復帰礼賛では抜け落ちる言説が多く在ることを明らかにしていこうとするのが今回の〈奄美語り〉の趣旨である。

復帰60年に酔う奄美を取り巻く現実は雄弁である。安倍政権が国家主義を全面に出して挙行した「主権回復の日」では、沖縄県の知事は代理出席であったが、奄美が属する鹿児島県は伊藤祐一郎知事が出席。奄美の日本国分離を決定づけたサンフランシスコ講和条約締結のこの日を奄美では「痛恨の日」と呼び、奄美から伊藤知事は出席しないよう要請があったが知事側は聞き入れなかった。そして今奄美を賑わしているのは、薩摩藩の倒幕資金をめぐる「論争」である。奄美では〈薩摩藩の収奪によってシマの先祖たちが苦労して生産した黒糖(砂糖)の売却益が明治維新を作り上げた〉と信じられている。これに対して砂糖売却益の恩恵は認めつつそれ以外の収益を重視するべきと主張する研究をめぐって「論争」が繰り広げられている。

取り上げたこの二つの事象から見えてくるのは、復帰や歴史への評価をめぐって、奄美は自ら産みだした「歴史物語」に引きこもってしまった結果、他者に開かれ、かつ多元的な価値を共有する姿勢を失ってしまったのではないか、ということである。