7月14日(日) 14:00 – 16:00

闘う百姓、革新自治、反基地闘争:「叛乱」地域としての多摩

日時
7月14日(日) 14:00 – 16:00
会場
101
使用言語
日本語

オーガナイザー

小笠原 博毅(神戸大学)

パネリスト

小笠原 博毅(神戸大学)
山本 敦久(成城大学)
向谷 有加(町田まちづくり市民会議)
高原 太一(東京外国語大学)


郷土史家にして戸籍研究者であった故佐藤文明の『未完の多摩共和国』が描く多摩は、封建制成立以前からの「自主と自治の土地」、「闘う百姓の郷」であった。
自由民権、いくつもの憲法草案、困民党に極まる結社。多摩川が南東に開き、北西にあの大菩薩連山をいただく多摩を、「叛乱」の地域として歴史的かつ現代的に、4つの異なる視点から「再―想像」することが本パネルの目的である。
小笠原は江戸末期甲斐国東部都留郡に発した「甲州一揆」と多摩との奇妙な関係を、統治する側される側入り乱れた独特の「始末」として報告し、パネル全体の見取り図を描く。
山本は新撰組を立身出世譚から引きはがし、士農工商には当てはまらない「闘う百姓」の子弟たちが時代の移行期に見せた独特の社会的構えとしてとらえ直す。
向谷は70年代町田に革新市政をもたらした向坂正男と渋谷健三の再評価を通じて、市政への市民「参画」を実現しようとした彼らの取り組みを、現代各所で見られる「まちづくり構想」の先駆けとして考察する。
高原は、砂川の基地拡張予定地への「定住」を選んだ地域住民を「ディアスポラ的技術」の持ち主として定位し、かつての近隣住民からは孤立を、しかし世界規模での市民・住民運動とは外部的つながりを生み出したその経緯を検証する。
もとより多摩は、終始一貫した連綿と続く抵抗の歴史を体現する比喩ではない。「叛乱」は偶発的であり、歴史を中断するものだからである。

テーマ:ポスト資本主義

日時
7月14日(日) 14:00 – 16:00
会場
103
使用言語
English

司会

KAWAI Yuko (Rikkyo University)

パネリスト

Staying positive in the late-capitalist Japanese economy: The case of Japanese railway workers

Kaima Negishi (Australian National University)

日本の新しい貧困における言説構築とその対抗空間-1990年代以降の雑誌分析を中心に

李 旼胄, イ ミンジュ(東京大学学際情報学府)

Locating the ethos-political: Courage, deliberation, and neoliberal democracy on edge

Minkyu Sung (PhD. Assistant Professor of Communication Studies, Division of General Studies, Ulsan National Institute of Science and Technology, South Korea)

Contemporary Chinese art: the tension between a autocratic government and an emerging force of populism.

Yao Yung-Wen (The University of Nottingham, UK)

Asia Beyond Capitalism?: Popular Cultural Flows Across National Borders in Asia

日時
7月14日(日) 14:00 – 16:00
会場
105
使用言語
English

オーガナイザー

LO Ka Fung (The Chinese University of Hong Kong)

パネリスト

TAM Siu Man (The Chinese University of Hong Kong)
John M. SKUTLIN (The Chinese University of Hong Kong)


This panel explores post-capitalism by considering how popular culture flows across national borders through various mediums like the Internet, clubs, and friendship networks. While consumerism informs popular cultural flows, it may no longer entirely direct them, as consumers take charge of bringing meaning to material objects. Also, popular culture flows across borders in ways not directly related to capitalism. This panel takes up four examples. 1) The popularity of Hello Kitty not only induces globalized production and consumption in Asian cities such as Hong Kong and Taiwan, but also transmission of cute culture and gender conceptions. 2) Shared ideas of rationality, systematic self-control, and competitiveness in capitalistic societies invoke resonances in readers of Murakami Haruki’s literary works in Hong Kong. Readers reflect on themselves and search for life meanings. 3) Sensual dance in Hong Kong and Tokyo creates sisterhood, at the same time providing an erotic space outside the dancers’ private space to construct and perform sexuality. 4) Music, fashion, and body modification techniques transcend borders in Japan’s Goth clubs, enabling identity creation outside the paradigm of capitalist-driven consumerism. Individuals negotiate identities through interaction of individual innovation with social norms in a hermeneutic circle.

抗いの手前で――「アジア」への/からの脱出

日時
7月14日(日) 14:00 – 16:00
会場
203
使用言語
日本語

司会

西 亮太(一橋大学院言語社会研究科)

パネリスト

抗いの手前で――「アジア」への/からの脱出

今津 有梨(一橋大学院言語社会研究科)
松田 潤(一橋大学院言語社会研究科)
吉田 裕(一橋大学院言語社会研究科)
西 亮太(一橋大学院言語社会研究科)

『世界文学』としての目取真俊——後期資本主義の文学的地平

マニュエル・ヤン(無所属)

テーマ:サブカル・ユース

日時
7月14日(日) 14:00 – 16:00
会場
204
使用言語
日本語

司会

成実 弘至(京都造形芸術大学)

パネリスト

「住めば都」!?――横浜・黄金町のジェントリフィケーションとヒップホップ

堀 真悟(早稲田大学大学院文学研究科社会学コース博士課程)

ゴシックロリータにおける消費

水野 麗(秋田工業高等専門学校)

雑誌『明星』における読者たちの抵抗としての<ヤング>コミュニティ

田島 悠来(同志社大学大学院 社会学研究科)

テーマ:表象

日時
7月14日(日) 14:00 – 16:00
会場
302
使用言語
日本語

オーガナイザー

駒居 幸(筑波大学人文社会科学研究科現代語・現代文化専攻)

コメンテーター

齊藤 愛(近代日本文化研究者)

パネリスト

近代化する日本と内的他者への眼差し ―慈善事業家・美術家・文学者による関係性の再創出

大石 茜(筑波大学人文社会科学研究科現代語・現代文化専攻)
篠原 華子(筑波大学人文社会科学研究科現代語・現代文化専攻)
駒居 幸(筑波大学人文社会科学研究科現代語・現代文化専攻)

自衛隊協力映画で表象される「某国」のスパイ~『亡国のイージス』と『名探偵コナン 絶海の』の比較から

須藤 遙子(愛知県立芸術大学 非常勤講師)