ブース


カルチュラル・タイフーン2011のブース部門では、大会全体のテーマである「Rock the Boat!/波風を立てろ!」との統一感をもたせるべく、「波止場〜Rolling Quays〜」というコンセプトのもとに、空間をアレンジしたいと考えています。

波止場とは、出自の異なるさまざまな人や物や情報が行き交い、絶えず遭遇と接触とを繰り返す場所です。そこでは、遠い異国へとこれから出立する者、航海の途中で寄港する者、そして長い船旅から帰還してきた者たちの往来で常に賑わっています。また、宿場や酒場、商店を切り盛りしながら、流れ着いたものたちを迎え入れる人々もいるはずです。旅の疲れを癒す休息の場として、また世界各地の最新情報を仕入れる場としても、波止場は機能しているのです。他所から刺激と興奮を求めてやってきて、唯々そこに屯しているものもいるでしょう。日々の荷役作業でもってグローバルな物流を陰で支えながら、黙々と思索に励む場であるかもしれません。

こうした波止場の風景さながらに、有象無象の人々が蝟集し、雑多な物が混在し、自由で旺盛な情報交換がおこなわれる空間を、多数の参加者とともに作っていけたらと考えています。

また、今大会では、ブース部門とパネル部門の参加者の動線が相互に交差するように、これまでのようにブースを一箇所に集めることはせず、あえて建物のなかに点在させる空間設計を考えております。(会場の詳細、およびブース設置場所の写真は、こちらを参照して下さい。)