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基調講演1

  • 2010/06/23 13:12

7/3(Sat) 10:00-11:30(09:30開場) アカデミーホール

拉致と日韓併合100年―いま、どのような対話が可能か?
第一講演者:蓮池透(元・拉致被害者家族会事務局長)
拉致問題の解決へ向けて—–その方策に関する考察
2002年9月17日小泉首相(当時)が電撃訪朝し、日朝平壌宣言が締結され国交正常化に向け動き出した。しかし、拉致問題に対する軽視が原因となりその動きは頓挫した。あれから7年10ヶ月が経過したが、拉致問題は膠着状態であり、何の進展もなく完全に袋小路に入り込んでいる。韓国哨戒艦沈没事件で一層遠のいてしまったが、この状況をどう打開するのかを考察する。
第二講演者:梁英姫(ヤン・ヨンヒ)(映画監督)
国家の分断によって引き裂かれる民族、親族、家族、そして一個人の精神
今もなお、休戦状態にある朝鮮半島。南北の分断と対立の歴史に翻弄されなが生きて来た家族史を辿る。また在日コリアンだけではなく、在米コリアン等半島以外で生きるコリアン達、また新しい世代の生き方と比べながら日本で生きるコリアンについて考える。日本と半島の歴史的な深い関わりを同時に考える時、これはコリアンについてだけではなく、日本という国家と日本人の意識についての発見に繋がると信じる。
第三講演者:テッサ・モリス-スズキ(オーストラリア国立大学)
東北アジアの転換期の中の北朝鮮と日本
東北アジアの転換期の中の北朝鮮と日本現在、東北アジアが歴史的転換期を迎えているのは、誰の目にも明らかであろう。近世以降、この地域は二つのきわめて大きな転換を経験した。第一は1880年代から1910年まで、日本帝国を中心とした東北アジア秩序の形成であり、第二は1945年から1950年代半ばまで、日本帝国の崩壊および地球的規模での冷戦構造の成立であった。そして、この二つの転換期ともに、朝鮮半島が鍵となったのは、言うまでもあるまい。

1980年代末より、冷戦構造の解体が進行するのだが、朝鮮半島では分断が現在に至るまで継続されていつ。すなわち、東北アジアでは、いまだポスト冷戦構造が未構築の状態である。第一次および第二次の転換期にかかわる「記憶」と「忘却」を検証しつつ、現在迎えている第三の転換期で、わたしたちが何を不可視の状態としているのかを探るのが、このペーパの試みである。
応答者:吉見俊哉(東京大学)
司会/コーディネーター:テヅカヨシハル( 駒澤大学)

7/3(Sat) 12:20-14:20 日本館 和室 桜・紅葉・菖蒲

【座談会】

蓮池透(元・拉致被害者家族会事務局長)
梁英姫(ヤン・ヨンヒ)(映画監督)
テッサ・モリス-スズキ(オーストラリア国立大学)
応答者:吉見俊哉(東京大学)
司会/コーディネーター:テヅカヨシハル( 駒澤大学)

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