Information & Program

CT2010:映像で結ぶ公共圏とアジア

カルチュラル・タイフーン 2010について
日 時   2010年7月2日(金)、3日(土)、4日(日)
場 所   駒澤大学深沢キャンパス [ 地図 ]
公式サイト   http://cultural-typhoon.com/
お問い合せ   apply<at>cultural-typhoon.com
*<at>を @ に書きかえて送信してください。
*応募に関する問い合わせには、基本的に回答できませんのでご注意ください。
申し込み   [ パネル発表用フォーム ] [ 個人ペーパー用フォーム ]
締切り 2010年2月28日0時
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CALL FOR PAPER

2010年のカルチュラルタイフーン:映像で結ぶ公共圏とアジアのために

カルチュラル・タイフーンは、2010年で8回目を迎えることになりました。今年の大会は、2010年7月2日から7月4日まで駒澤大学深沢キャンパスで開催されます。

カルチュラル・タイフーン(文化台風)とは、2002年の準備会議の際に本当に台風が襲来したエピソードにちなんで命名されたのですが、その志は、自分たちが文化研究の学問的ルーティンワークのなかに萎縮してしまう傾向に注意深くありたい、そしてある種の知的台風として、思想的な異議申し立てという風雨をもたらす存在でありたいというところにあります。

実際にわたしたちは、2003年の早稲田大学で開催された第1回大会からはじまって、2004年沖縄の琉球大学での第2回大会、2005年の立命館大学の第3回大会、2006年には大学という場を飛び出した下北沢での第4回大会、2007年にはトヨティズム批判を掲げた名古屋での第5回大会、そして2008年の仙台メディアテークでの第6回大会、さらに昨年〈Inter-Asia Cultural Studies Association〉と連携して行われた東京外国語大学での第7回大会と、多様な文化現象を対象とした研究活動や文化実践の担い手たちが集まる場をそのつど作りあげ、他の学会にはないさまざまな空間を開示してきました。

カルチュラル・タイフーンにおいては、これまでの7回の大会を通じて、既存のアカデミズムに留まらない独特の空間を創出してきました。その特徴としては、

  • さまざまな立場に立つ人々が個別のイシューを持ち寄り対話することを通じて、それぞれのシーンにおける問題に取り組むための新たな協働の可能性を開いてきたこと
  • 文化と政治の問題に取り組む研究者だけでなく、アーティストやアクティヴィストやパフォーマーなどが数多く参加してきたこと
  • 海外から、とりわけアジア圏からの参加者が多く、国内外の研究者や文化の実践者たちによる重要な交流の場となっていること
  • 日本語での発表だけでなく、英語・朝鮮語・中国語などによるパネル発表がたくさんあること
  • 大会ごとに個別のイシューをスローガンとして掲げ、文化と政治にまつわる固有の問題に取り組んできたこと
  • 教員と、院生や学部生との間にある権威的階層関係の打破を目的とし、若手研究者や院生・学部生が自由に意見を表明する空間を作り出してきたということ

などが挙げられます。

さて、カルチュラル・タイフーン2010は、戦後の経済成長のモニュメントである駒沢オリンピック公園の脇にある駒澤大学・深沢キャンパスがメイン会場になります。メーンテーマである「映像で結ぶ公共圏とアジア」を掲げて、7月2日から4日までの三日間行われます。ここで言う「映像」とは、「映画」のみを指すのではなく、新たな映像表現の場であると同時に、「映像(screen)」によって構成されているといっても過言ではない、現代アジアの社会文化状況を分析する議論の場のことです。

深沢キャンパスでは、消費文化の象徴ともいえる旧三越迎賓館シルバーパビリオンを舞台に、研究発表やパフォーマンスやブース展示などを行います。2010年は、近代のアジア-日本関係を歴史的に決定した年である1910年の日韓併合から100年目にあたります。この時この場所にアジア各地から先端的な映像文化(screen culture)の実践者と研究者が集い、学術的に歴史を再検証し、異なる場所や文化を芸術的に結ぶ空間の創出を目的とします。わたしたちはここで改めて歴史について再検証し、今後のアジアと日本との新しい関係について模索していくことになります。

さらに、近年、公共圏の切り詰めの象徴として、都市空間でもっとも開かれた場所である「公園」から多様な人々が排除されつつあるという出来事が各地で起きています。カルチュラル・タイフーン2010では、駒沢オリンピック公園に隣接しているという空間的条件を生かして、こうした問題に取り組むような映像・パネル・ブース・パフォーマンスの応募を期待しています。わたしたちは今大会を、「映像(screen)」を使いこなし、新たな公共圏を創出するための実践的な活動や実証的な研究を育む場にしていきたいと考えています。

駒澤大学で開催される2010年のための大会実行委員会はすでに動き出し、首都圏の大学教員、院生、学部生、アーティスト、ライターなどを中心とした準備作業が始まっています。その上で、例年カルチュラル・タイフーンの発表募集期間となる12月28日から2月28日までのあいだに、今年も多くの方々から、鋭角的に問題を提出する意欲的なパネル案をお送りいただけるようお願い申しあげます。

応募は基本的に[ パネル発表用フォーム ][ 個人ペーパー用フォーム ]を通じて行なってください。パネル発表だけでなく、個人発表も受け付けています。実行委員会では、できるかぎり参加者のみなさんがパネルを自ら組み上げて応募書類をまとめてくださることを期待していますが、諸般の事情から個人での発表を希望される方には、実行委員会が事後的にパネルをアレンジするという形でサポートします。

各パネルの時間は90分で、今回は30前後のパネルを募集します。応募多数の場合には、事務局で、カルチュラル・タイフーン2010にふさわしいパネル/ペーパーを選考させていただきます。また、選考を通過したパネルの責任者には、2010年4月1日までに連絡いたします。

パネル発表ないし個人発表は、日本語、英語、または(英語・日本語などの媒介となる言語への通訳を確保できるのであれば)その他のいかなる言語で行なっていただいても構いません。ただし、応募書類については、日本語、朝鮮語、中国語などで書く場合でも、かならず英語訳を添えてください。国際的にアクセス可能になるプログラムを作るために必要な言語上の通約性への配慮にご協力ください。

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SCHEDULE

今後のスケジュール
2010年2月28日(日)0時
「パネル発表」および「個人発表」申し込みの締め切り。
2010月5月中旬頃
「展示ブース」および「パフォーマンス」申し込みの締め切り(予定)。
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COMMITTEE STAFF

実行委員・スタッフ募集について

《Cultural Typhoon 2010》実行委員会では、大会の運営を積極的に担ってくださる実行委員を随時募集しています。院生・学部生・教員あるいは他のさまざまな職業の方など、どなたでも結構です。スタッフとして運営に協力したいという意志と熱意のある方は、実行委員会・事務局のメールアドレス(apply<at>cultural-typhoon.com)までご一報ください。実行委員会の開催予定などをお知らせいたします。

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