12/5 - News 更新
(Yahoo! eGroups)

カルチュラル・タイフーンは,カルチュラル・スタディーズ,また広く文化研究や文化のシーンに興味のある人たちのネットワークです.このネットワークでは,研究者,学生にとどまらず,多様な表現活動を行っている人たちの交流や情報交換を求めて,2003年から1年に1度のシンポジウムを開催することになりました.これらの連続するシンポジウムでは,「グローバル化の中の文化表現と反グローバリズム」を共通のテーマに掲げています.これらのシンポジウムを契機に様々なムーブメントが起きることを期待しています.

「台風」は,天気予報の予測を超えた猛威を振るうこともあるし,その逆もあるでしょう.それは移動しながら様々なエネルギーを吸い上げ,また吐き出しながら,予想しえない軌道を描いて去っていくものです.いずれにせよ,それは何かしらの痕跡を残すでしょうし,新しい様々な出会いを生み出すこともあるでしょう.まさにこの「台風」のイメージこそが,「カルチュラル・タイフーン」の活動がイメージしているものなのです.

このシンポジウムでは,既存の学会のような形式をとらず,また,「教員と院生」,「研究者と表現者」といったヒエラルヒーや区分にこだわらず,広く意見交換や知的刺激の交換を目指しています.ここ数年の文化研究の流れや文化の様々なシーンを踏まえ,また新しい視点や切り口からの発表やプレゼンテーションが期待できることでしょう.

また,ブース・スペースでは,書籍の展示・販売,アーティストや表現者たちによる作品展示やパフォーマンスが展開されるでしょう.夜には,2日間とも,パーティやクラブ・イベントが企画されています.シンポジウムの議論や理論と,文化のシーンや身ぶりをいかにして繋ぐかということが,タイフーンのひとつの重要なモチーフになっています.タイフーンに巻き込まれ,また巻き込みつつ,そのただなかで文化について思考するような2日間になることを期待しています.
2003 シンポジウム 実行委員長 伊藤 守(早稲田大学)
& 2003 シンポジウム 実行委員会